外壁塗装工事では、塗装の際にどうしても塗料が飛散してしまいます。
そのため、塗料が塗装をする部分以外に付着することを防ぐために、養生をしっかりと行います。
しかし、養生がしっかりと行われていなかったなどの理由で、塗料が予期しない場所に飛び散ってしまっていた場合は、どうすればいいのでしょうか?
今回は、工事中や工事後に「塗料の飛び散りを発見したときの対処法」について紹介します。
■塗料の飛び散りを発見したときの『対処方法』
●塗装会社に損害賠償を請求する
塗装工事中や工事が完了した後に塗料の飛散を発見した場合は、施工業者の責任となりますので、損害賠償を請求しましょう。
その際は、飛散した箇所の写真を撮ってきちんと証拠を残しておくことが大切です。
多くの業者はこのような事態に備えて、「請負業者賠償責任保険」とよばれる保険に加入しており、請求後は保険会社から補償されるでしょう。
●住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談する
請負業者賠償責任保険に業者が加入しておらず、実費での補償を断られた・取り合ってくれないなどの対応をされた場合は、住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談してみましょう。
こちらは国土交通大臣が指定する公益法人で、建築士や弁護士が在籍しているため安心して相談できるのが利点です。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、外壁塗装工事の塗料の飛び散りに対する対処法について紹介しました。
外壁塗装業者は数多く存在し、残念ながらなかには養生をしっかりと行わないようなずさんな作業をする業者も存在します。
そのため、事前にそのような悪徳業者が存在することも理解し、業者選びは慎重に行うようにしましょう。