外壁塗装後に液だれが起こる原因は?

2023.12.08

■外壁塗装の液だれとは?


液だれとは、外壁塗装工事を行った後に「塗料が下に垂れる現象」のことをいいます。
この液だれが起こってしまうと、塗料の厚さが均一にならず外観が悪くなってしまったり、塗料と外壁との密着が悪く本来の機能を発揮できなくなる原因になってしまいます。

■液だれが起こる『原因』


●塗料の厚塗りが原因

外壁塗装では「下塗り」と「中塗り」、「上塗り」の3回に分けて塗料が塗装されます。
しかし、この工程で職人が技術不足により塗料を厚く塗りすぎてしまうと、工事後に液だれが起こる原因になってしまいます。

●希釈量を誤ったことが原因

塗料は、粘度を低くし外壁に塗りやすくするために希釈材を混ぜて「希釈」を行います。
この希釈量は、メーカーによって規定量が決まっています。
しかし、外壁塗装工事を行った職人が経験不足の場合、この希釈量を誤り液だれが起こってしまうことも。

●天候が原因

外壁塗装工事では、塗料を十分に乾燥させることが非常に重要です。
下記のような条件では外壁塗装を行うことができません。

・気温が5℃以下
・湿度が85%以上
・雨や雪が降っている
・強風が吹いている
・外壁が結露している、霧が発生している

しかし、外壁塗装を行った後に天候の変化があり、塗料が乾燥していない状態で雨などが降ってしまうと、液だれの原因になってしまいます。

■まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、外壁塗装後に液だれが起こる原因について紹介しました。
この記事が、あなたの外壁塗装に関する理解を深める手助けとなりましたら幸いです。

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