外壁塗装は、年月の経過によって劣化しさまざまな症状が表れます。
そこで今回は、「経年劣化によって外壁に表れるサイン」を紹介していきます。
ぜひ、外壁塗装工事を業者に依頼する際の参考にチェックしてみてくださいね。

■外壁塗装が劣化すると表れる『サイン』

●艶引け、変色、色褪せ

外壁塗装が劣化すると、外壁の艶がなくなる艶引けや変色、色褪せが起こります。
外壁塗装工事を行ってから年数が経っている場合は、艶引けや変色、色褪せによって住宅の印象が変化していないか一度チェックしてみましょう。

●ひび割れ（クラック）

ひび割れ（クラック）も、経年劣化によって起こる症状のひとつです。
ひび割れを放置してしまうと、そこから建物の内部に雨水が浸入し内部の断熱材や土台、柱などを腐食させてしまう原因に……。

●塗膜の浮きや剥がれ

塗膜の浮きや剥がれは、外壁塗装が劣化しているサインです。
これらの症状は、ひび割れと同様雨水が建物の内部まで浸入し耐久性を低下させてしまう原因となるため、早めに対処を行いましょう。

●藻やコケの発生

藻やコケの発生は、建物の防水機能が下がって湿気を帯びている証拠です。

●チョーキング現象

チョーキング現象とは、外壁を手で触ったときに手に粉状のものが付着する現象のことをいいます。
これは、プロの業者でなくとも簡単に症状が表れているか確認できるサインのひとつ。
「そろそろ外壁塗装が必要かな？」と感じた場合は、実際に触ってみて確認してみましょう。

■まとめ

外壁塗装の劣化を放置すると、建物の防水機能が低下し雨漏りやシロアリが発生する原因になります。
そのような事態になってしまう前に、前回の外壁塗装工事から年数が経過している場合は、業者に劣化具合を確認してもらうようにしましょう。
この記事が、大切な建物を雨や雪などから守るための参考となりましたら幸いです。