外壁塗装は、住宅を雨などのダメージから守るために定期的に行う必要がある工事です。
しかし、その具体的なメリットについてあまり知らないという方も多くいます。
そこで今回は、「外壁塗装のメリット」について紹介していきます。
■外壁塗装のメリットとは?
●外観がきれいになる
外壁塗装を行うと、新しい塗料を塗るので壁に付着していた汚れや色あせがなくなり、新築時のようなきれいな外観を手に入れることができます。
●住宅の耐久性が上がる
外壁塗装は年月が経過すると、次第に耐久性や防水機能が落ち、そのまま適切なメンテナンスを施さないと雨漏りを起こして中の建材を腐食させてしまうことにつながります。
また、外壁塗装を行う前には経年劣化で発生したひび割れの補修も行うため、外壁塗装工事は住宅全体の耐久性を上げるほかに傷ついた部分から二次的な被害が起こらないよう対処がすることができます。
●資産価値が上がる
建物自体は築年数が長くなるにつれて価値が減っていきますが、立地によって交通機関の整備やインバウンド需要、人口増加、都市開発などによる効果が顕著だと地価相場が上昇します。
売り出す際に古びた外観のままだと、なかなか買い手がつかないうえに維持費がかかり、良い流れに乗り切れず持て余してしまう可能性もあるので、このような場合も外壁塗装を検討してみてはいかがでしょうか。
●節電効果がある
昨今では、優れた性能を持つ塗料が開発されています。
その中のひとつである遮熱塗料は、日光を反射するので建物内部に熱がこもりにくく、冷房などの空調コストが削減され、節電につながります。
■まとめ
外壁塗装工事は、ほとんどの住宅で必要な工事のひとつですが、住宅の防水機能を保つだけではなく今回ご紹介したようにさまざまなメリットがあります。
塗替えの時期は、塗料の種類や環境などによっても異なりますが、前回の塗装から10年以上経過している場合は一度経年劣化の症状が表れていないか業者にチェックを依頼することをおすすめします。