【外壁塗装工事】下地処理の必要性は?

2023.11.10

■下地処理はなぜ必要?


住宅の外壁や屋根には汚れやコケ、カビや藻、錆などが付着しています。
そのため、外壁塗装工事では塗装作業を行う前に、これらを「下地処理」で除去していく作業を行います。
きちんと下地処理をせずに塗装をしてしまうと、塗料が下地とうまく密着せず施工不良が起きる原因となるため、この工程は外壁塗装工事で必要不可欠です。

■下地処理


●高圧洗浄

高圧洗浄では、高圧洗浄機を使用し外壁や屋根に付着した汚れやチョーキングの粉、古い塗膜などを除去しきれいな塗膜を張れる状態にします。

●ひび割れ(クラック)補修

塗装工事から年月が経過し外壁塗装が経年劣化すると、ひび割れが発生します。
このひび割れをそのまま放置してしまうと、隙間から雨水が浸入して雨漏りが起こったり、シロアリが発生し住宅の寿命を縮めてしまう原因に……。
そのような事態を防ぐために、ひび割れ補修ではひび割れが発生した部分をシーリング剤などを使用し埋めていく作業を行います。

●シーリング工事

サイディング外壁の住宅の場合、サイディングボード同士のつなぎ目は雨水が浸入しないように、シーリング(コーキング)剤で充填されています。
しかし、塗装と同様年月の経過によってこのシーリングは経年劣化し雨水が浸入しやすくなるため、下地処理で劣化具合を確認し古いシーリングを除去して新しいシーリングを打ちこむ作業を行います。

●ケレン

ケレンは、板金などの金属でできた部分のサビや古い塗膜を落とす作業のことです。
この作業も、塗料の密着を高める目的で行われます。

■まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、外壁塗装工事の下地処理の必要性について紹介しました。
この記事が、あなたがご自宅の外壁塗装工事をする際の参考となりましたら幸いです。

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